学費や生活費を巡って実家と疎遠になってしまった

私の家はある時期までは比較的裕福でした。

実家はその土地ではそれなりに大きな新築できれいな日本庭園もついていました。

遊びに来た友達も皆口々に私の家をほめてまた来たいと言ってくれるのでした。

そんな生活に慣れていた私はあまり疑問も持たずに大学進学は費用のかかる海外を選びました。

理由は本場の英語を学びたいだとか大した理由ではなかった気がします。
その頃です。

稼ぎ頭だった父は不自然に昇進しました。

今まで一生かかってもいけないと思っていたポストです。

ますます生活が良くなると思っていたのですが、それは会社の不祥事がばれそうで、実際の役員は解任したくなかった会社が父をスケープゴートに使ったのです。

やってもいない、知らない汚職に対して父はメディアに謝罪を行い退職しました。

それからいわゆる天下りで子会社に入りましたが給料は今までの半分以下です。

当然私の学費など払える余裕があるはずもなく、お金を頼んでも送金されない日々が続きました。

しょうがないとは頭でわかっていましたが、見知らぬ土地で、また働くことは禁止されていたし、働いていることが見つかったら強制送還だったのでうかうかアルバイトも出来ずひもじい日々が続きました。

誰が悪いわけでは無いのですが、私や家族のメンバーは初めてお金に困り、どうしようも出来ず自然と不仲になりました。

今でもその時のぎすぎすした感じは残り、未だ家族間の仲はあまりよくありません。